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小さな命が呼ぶとき [本]

こんばんは、cherryです。
昨年、某テレビ番組でも取り上げられた実話・小さな命が呼ぶとき。この実話は映画や本としても既に日本で公開&出版されました。
実は、自分はTV番組の放送を見るまで、この実話を全く知りませんでした。
でも、TVを見て今年のお正月は、実話を基にした本を読んでみました。

話を要約すると、アメリカでハーバードビジネススクールを出た男・ジョン クラウリーは、最愛の妻と3人の子供(長男・長女・次男)と供に幸せな家庭生活を送っていた。しかし、この幸せな家庭に悲劇が訪れるのである。3人の子供のうち2人の子供(長女・次男)が治療法も治療薬もないポンペ病になってしまったのである。長く生きても5歳まで生きられるかという2人の子供が背負った運命。その運命に対し、父は愛する2人の子供達の為に出来る限りの行動を起こす。初めは財団を作りポンペ病の研究を行っている機関に支援をはじめ、次いで、ポンペ病の薬を創るベンチャー企業のCEOとなり、そして、ベンチャー企業を他の製薬ベンチャー企業に買収してもらい終にはポンペ病の薬を創り、2人の子供達を救うのである。

彼は幾多の困難にも決して諦めなる事無く、自分の目的である「子供達を救う」と言う事だけに全力を尽くした人物であるのです。自分のゴールに全力投球をする姿勢と、自分の家族に対する深い愛情が本のいたるところに散りばめられて、改めて諦めずに行動する事の重要性と人の愛の深さを実感できた作品でした。

翻訳された本です。

小さな命が呼ぶとき〈上〉 (新潮文庫)

小さな命が呼ぶとき〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: ジータ アナンド
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 文庫



小さな命が呼ぶとき〈下〉 (新潮文庫)

小さな命が呼ぶとき〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者: ジータ アナンド
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 文庫



子供達の父親・ジョン クラウリー本人が書いた本です。


奇跡は起こせる わが子を救うため、新薬開発に挑戦したビジネスマン (宝島社文庫)

奇跡は起こせる わが子を救うため、新薬開発に挑戦したビジネスマン (宝島社文庫)

  • 作者: ジョン・F・クラウリー
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/07/06
  • メディア: 文庫



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コメント 2

grey

 必ず目的を達成するんだという強い意志を持って全力で取り組めば、不可能と思える課題も解決できる。
 勿論、クラウリー氏に地力があったということだと思うのですが、実際にこうして結果を出せたという事実は、勇気にもなりますし、戒めにもなりますね。
 頑張ればできるんだと思う反面、自分はそこまで頑張っているのか?という風にも思うので。
by grey (2011-01-22 15:28) 

sakubiwa

greyさん
やるんだ!という気持ちと、今出来る行動を直に実行に移す力。実話のジョン氏は本当にエネルギッシュな人物でした。
自分にも、常に言い聞かせないと・・・・直やる!ゴールは何?っと。
by sakubiwa (2011-01-24 23:07) 

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