SSブログ

「アンマー」 ~かりゆし58~ [人]

こんばんは、cherryです。
昨年、久しぶりに自分が好きになったバンドグループがあります。

「かりゆし58」
初めて彼らの歌が耳に入って来たのは、昨年の夏頃。あるTVから流れてきた曲・オワリはじまり。
単に耳に入ってきた歌の歌詞「もうすぐ今日が終わる、やり残した事はないかい。かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい」。
それが、心の真ん中にストレートに入ってきたのです。

「『限界を決めない生き方』限界を決めたら人は100%の力を出したと感じたとしても、自分が持っている力の80%位しか出せない。自分であとちょっと・・・・ほんの少しでも前に・・・これが出来たら明日に繋がる
『諦め悪く悪あがき』諦めずもがいていたら、少しだけでも前に進むから」
こんな自分の考えで社会人生活してきた自分には、彼らの言葉がとても、とても心地よく心に浸み込んできたのです。

そんな彼ら・かりゆし58の代表作の1つ「アンマー」は、自分にとって、少しだけ心痛く、ほろ苦い気持ちと、感謝の気持ちが入り混じる曲。でも、とても気にっています。その歌詞の一部がこちら↓


「『ただ真っ直ぐ信じる道を歩んでほしい』と願いこめて 悩みぬいたすえにこの名を私に付けたと聞きました

我が家はあの頃からやはり 裕福な方ではなく 友達のオモチャや自転車を羨ましがってばかり

少し困ったような顔で『ごめんね』と繰り返す母の隣でいつまでもいつまでも泣いたのを覚えてます」


「アナタは私の全てを許し全てを信じ全てを包み込んで 惜しみもせずに 何もかも

私の上に注ぎ続けたのに アンマーよ 私はそれでも気付かずに思いのままに過ごしてきたのでした」


「『強さ』の意味を履違えて、喧嘩や悪さばかり繰り返し 勝手気ままに遊びまわる本当にロクでもない私が

真夜中の静けさの中忍び足で帰った時も 狭い食卓の上には茶碗が並べられていました」


「浴びるほどに飲んだ私が 明け方眠りに落ちる頃、まだ薄暗い朝の街へ 母は出ていくのでした」


「私はアナタに言ってはいけない 決して口にしてはいけない言葉を加減もせずに投げつけてはアナタの心を踏みにじったのに アンマーよ、アナタはそれでも変わる事無く 私を愛してくれました」


「アナタの元に生れ落ちた事は こんなにも幸せだった 今頃ようやく気付きました こんな馬鹿な私だから」

「春先の穏やかな朝に新しい命が生まれました『優しさの中に凛々しさを秘めた人になるように』と願い
アナタに一番好きな花の名前を付けました」


自分自身、親になった訳ではありません。でも、高校卒業後、独り暮らしをはじめて早10年以上。もう直、実家で暮らしていた時間と、独り暮らしの時間が同じになります。独りで生活してみて、初めて分かる「有難さ」「感謝」「尊敬」「厳しさ」「温もり」等々、この曲を聴くとちょっと・・・・・思い出しますね・・・・・過去の自分を。

nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 2

grey

 確かに、両親が注いでくれたモノの有り難さは、分からずに過ごしてきて後から思い知るという類のものですね。
 逆に親になって思うことは、注ごうと思って注いでいるわけでも無いこと。 そんなの当たり前という感覚もあります。
 まあ、そういう仕組みなので、多数の世代を積み重ねてこられたのかな?という気もしています。
by grey (2011-02-11 20:47) 

sakubiwa

greyさん
親元から離れ、好きな仕事をやる為に無謀な生活をしてきた自分は、歳を重ねる毎に、親の偉大さを感じます。
娘さんを持つ父であるgreyさんの、無意識に子供に愛情を注ぐ、その姿は素晴らしい親の姿でもあると思いますよ。
ニュースでは、見ると気分を害する親子関係のニュースが多発している世の中ですから。

by sakubiwa (2011-02-12 22:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

言われているうちが花X day ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。