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みんなの夢シンポジウムin 浅草 [ビジネス]

こんばんは、cherryです。

約2ヶ月前、6月30日ワタミ会長である渡邉美樹氏のシンポジューム「みんなの夢シンポジウム」に行ってきました。
場所は浅草公会堂。

シンポジュウムがある事を6月中旬に知り、チケット購入。
正直、ワタミの会長は知っていましたが、彼の書いた本など読んだ事はない。
唯一、読んだのが彼をモデルとした「青年社長」

でも、2000円で、日本の外食産業を代表する渡邉美樹氏の話が聞けるなら安い買い物でしょう。
このシンポジウムは定期的に開催しているシンポジウムだそうです。詳しくはこちら


当日、19時開演。
仕事を終えて、急いで会場に向ったのですが、18時45分に到着。既に会場には大勢の人が。
1階席は満席で、何とか2階席の前の方の席に座りました。
周りを見回すと、社会人に混じって大学生もチラホラ。

19時、渡邉氏登場。
外食産業であれほど活躍する人物なのに、腰が低い、低い。
本当に、当たり前の事だけれど、当たり前にできない「挨拶」「お辞儀」「感謝」を言葉だけでなく体から表すそのオーラと姿勢に、私の体には刺激が沢山入りました。

公演の中で、彼の言葉で共感した言葉をいくつかメモしてきました。

「強い会社とは、どれだけ会社の歴史を熱く語れるか、そんな社員がどれだけいるか」
企業で働く、人材が、企業の歴史を熱く語れる。しかも、自分が入社していない時代から語れる。
そんな人材は、自分が属する企業を愛し、企業の中で働く自分自身が、経営者としての考えを持ち、企業に貢献する事が出来る人材だと思うのです。そんな人材が企業に多くいたら、確かに企業は強くなると思うのです。

「成功した事業とは、頭で考えたことでは全てNG駄目でした。ワクワクした事業は成功してきた」

机上で、電卓叩いて事業計画書を立てても事業が上手くいくものでないのです。
事業を行う時、大事な事、それは「惚れ込む」だと思うのです。
事業を行っていく過程で障壁はあるものです。その時、惚れ込むか否かは事業継続&発展に強く影響を与えるものと思うのです。

「運とは、いつも傍に神様がいたとしたら、その神様が応援してあげたいと思う人。そんな人が運がある。日々努力している人とそうでない人とでは、神様はどちらを応援するか」


私が夜間ビジネススクールで学んでいた時、必死で学び、その学びも楽しくて仕方なかったのです。
そんな自分の姿を見ていてくれたからでしょうか。
私は、人に恵まれ、仕事とビジネススクールの両立が可能になってしまいました。講義で退社時間が決まっている私に、職場の同僚は、私の仕事を手伝ってくれたりしました。
ビジネススクールの仲間は、自然と横の繋がりを強化しレポートやプレゼンの為の発表に協力してくれました。

ゼミの教授は、学会発表のチャンスを与え、更に、執筆のチャンスまで与えてくれました。
修論の調査では、100社以上の企業が協力して下さって、無事に検証が出来ました。

こんな自分の小さな実体験ですら、「運」という恵まれた時が多々あったのです。
やはり、日々精進の姿勢は大事なのだと実感するのです。

公演は約2時間で終了しました。

あっと言う間の時間でした。



「夢」見ない、見れない若者が日本人には増えている。
そして、日本よりも経済的に恵まれていないカンボジアの子供達には「夢」がある。
夢を見れない若者が増える、そんな日本にしてしまたのには大人に責任がある。
だから、夢活をしよう!

公演の中で渡邉美樹氏が話した内容の一部です。
少しだけ理解してしまいました。

20代前半の不安定な生活の自分は、今以上にハングリーでした。
やりたい仕事、好きな事を仕事にして食べていく為に必死でした。
いつ寝ているのやら不明の生活、食べたいモノ、欲しいモノを買えない生活。
でも、その不安定で大変な生活を支えたのは小さな人間が大事に持った、傍から見たら小さな夢でした。

それから、10年近く時が経ち今。
当時程、ハングリーに夢にがむしゃらに突っ走る自分はいません。

何故か、それは、その当時より夢を満たされたから。

やりたい!と思っていた仕事が少しだけ出来るようになったから。

食べたいモノを食べ、欲しいモノは以前より手に入るから。

今も、まだまだ新しい夢を持って追ってはいます。

まだ、やりたい夢があります。

でも、なりふり構わずハングリーな自分はいなくなりました。
少しだけ大人しく?なりました。


人は、欲求が満たされていくと、夢を抱きにくくなる生き物なのかもしれません。

公演の後、「直ぐやる」「諦めない」「忙しいを理由にしない」を自分の心に久しぶりに言い聞かせた梅雨の夜でした。


渡邉美樹氏が書いた本、初めて手に取り読みました。



きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉

きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉

  • 作者: 渡邉 美樹
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本



渡邉美樹氏がモデルの本です。


青年社長〈上〉 (角川文庫)

青年社長〈上〉 (角川文庫)

  • 作者: 高杉 良
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 文庫



青年社長〈下〉 (角川文庫)

青年社長〈下〉 (角川文庫)

  • 作者: 高杉 良
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 文庫



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